家づくりで窓を考えるときに注意すべきこと

家づくりで窓を考えるときに注意すべきこと

注文住宅を建てる際には、建物のどの部分に窓を設けるかを決めなければなりません。たかが窓といって侮っていると、住み始めてから思わぬ問題が生じかねないので、くれぐれも慎重に配置を決めるようにしましょう。では、家づくりにあたって窓の場所を検討する際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。この点、まず第一に考えなければならないのは、周囲からの視線です。窓を設けると、当然ながら家の外から室内が見えるようになってしまうので、なるべく周りから見られたくないような場所には窓を設けないか、曇りガラスタイプのものを選ぶようにするのがおすすめです。また、窓があることによって風通しの良い家づくりが可能になるため、できれば部屋の対角線上に設置するようにしたほうがよいかもしれません。加えて、窓が多すぎると防音性や断熱性が低下する恐れがあることから、そういった点にも注意して設置する場所や大きさを決める必要があります。

家づくりには建売住宅購入にはないメリットがある

すでに完成している家を購入するのに対して、家づくりをするメリットは希望を追求できることです。建売住宅はすでに屋根・外壁が決まっており、入居時にこれらをリフォームするのは現実的ではありません。これに対してオーダーメイドの家づくりでは、屋根・外壁の種類を自由に決められます。水回りの設備に高級品を導入したい、浴室に手すりをつけたい、バリアフリーにしたいなど自由自在です。オーダーメイド以外の方法で、理想をすべて満たすのは現実的に不可能です。家づくりをするメリットには、住宅設計の段階から完了まで楽しめることもあります。建てる場所に加えて間取り、動線などすべてにこだわりを反映させられます。住宅が完成するまでの過程をゼロから見学できるのも魅力で、少しずつ夢の実現が形になるのを実感できるはずです。ゼロから家づくりをすれば相当に建築費が高額になると思われがちですが、予算設定も施主が行うので安く建てることは十分に可能です。